安倍首相 侵略美化の靖国神社に真榊(まさかき)

安倍首相は4月21日、過去の日本の侵略戦争を正当化する靖国神社へ、「内閣総理大臣 安倍晋三」の肩書で真榊を奉納しました。これは、宗教行為そのものです。

靖国神社は、東条英機元首相らA級戦犯を合祀(ごうし)しているだけでなく、軍事博物館「遊就館」を中心に日本の侵略戦争を美化する宣伝センターの役割を果たしています。そこへの参拝や真榊奉納は同神社と同じ立場に身を置くことを示すものです。

安倍首相の真榊奉納について、菅官房長官は4月21日の記者会見で、「首相の私人としての行動であり、政府として見解を申し上げることはない」と話しています。しかし、「内閣総理大臣」の肩書で奉納している以上、「私人」としての行動という説明は、とおりません。

この首相の行動は、以下の点で憲法違反です

① 日本国憲法第99条に、「・・・国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」とされています。

② 日本国憲法第20条に、「いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない」とされています。

③ 日本国憲法前文では、「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し」とあり、同第9条で「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」としています。この方向に背を向ける行為だと批判されているのです。

安倍首相による「戦後70年談話」で「侵略」「おわび」などを盛り込む必要がないという発言、そして、安倍首相のもと「アメリカと一緒に外国で戦争する国づくりが進められている」(憲法違反の戦争法案作成中)今日、日本国民を戦争に引っ張り込むのか、それとも、それを阻止するのか、が国民に問われています。

国民の意思を示す機会である、現在行われている「一斉地方選挙」を活用したいものです。