業界横並びの消費税増税前値上げ発表が相次ぐ!?

10月からの消費税率10%への増税前に、飲食料品値上げの発表が相次いでいます。業界団体ごとに主だった会員企業が横並びで値上げを発表し、値上げの実施時期がほとんど一致しています。「これは、ちょっとおかしい」と思ったのは、私だけではないのでは・・・。

値上げの理由については、全企業が原材料費、物流費、人件費などの上昇をあげます。

安倍政権は昨年11月28日、【消費税増税に伴う商品価格設定のガイドライン(指針)】を公表し、駆け込み需要・反動減対策を意識して価格を定める考え方を強調しました。

日本冷凍食品協会はホームページに指針を載せ、「消費税率の引き上げ前後に柔軟に価格付けができるよう」の農水省から「周知、広報の要請」があったと説明しています。

安倍政権は、金融緩和でデフレからの脱却・物価上昇2%以上を目指すとして、私たちの年金積立資金まで投入してきました。しかし、デフレからの脱却はできていません。安倍政権は、現実の経済状況を直視せず、経済は良好だとし、消費税を8%→10%にしようとしています。

現実には、デフレからの脱却ができていないのに、統計不正までして経済の好循環を見せかける。また、本来、経済活動が活発になった結果(需給バランスの結果)、物価が上昇していくのに、「価格設定」にまで政府が介入し、その結果として、2%以上の物価上昇をつくりだそうとしているのではないでしょうか。

2%以上の物価上昇は達成した。アベノミクスは成功した。そのように、参議院選挙に宣伝する準備をしているのでは?

アベノミクスは何だったんだ?

成功しても、私たちの生活は、実質賃金は上がらないし、公共料金や税金が増えるばかりで、物価が上がって、生活が苦しくなっただけじゃないか。そんなストーリーが見えてくる。

消費税増税分を商品価格に転嫁しては、商品が売れないということで、商品価格に転嫁できない中小企業は、消費税増税分を原価を削って納税することに、これでは、企業倒産が増えるのではと心配してしまう。