福島第一原発 汚染水で 情報隠し

私たちは、ごく最近まで、「アルプス処理水には、どうしても処理できないトリチウムだけが残ってしまう」という内容の説明をマスコミのニュースで知らされていました。しかし、それは嘘だった。

東電は、アルプス処理水に含まれる放射性物質濃度のデータを説明していませんでした。東電の担当本部長代理は「説明が足りなかったことを反省している」と述べ、基準超えの理由を「稼働率を上げて汚染水処理量を増やすことを優先したため」と釈明しています。

国の資源エネルギー庁の担当室長は、基準超え汚染水の存在を以前から知っていたと認め、「今回まとめた資料で基準超え汚染水が8割を超えていると公表した」と述べています。

8月末の公聴会で、海洋放出への反対意見が相次ぎ、タンクでの長期保管も提案されたことについては、今後、国の小委員会で検討するとしています。しかし、この公聴会はアルプス処理水に含まれる放射性物質はトリチウムだけであることを前提として開催されたのであり、公聴会をやり直すべきだと指摘されています。

安倍総理が「汚染水はコントロールされている」と嘘の宣言をしてしまったため、真実を隠そうとする「忖度」が働いて、情報隠しが行われてきているのではないか・・・。