職員パワハラ自殺 さいたま市に賠償命令 東京高裁

さいたま市職員だった男性=当時(41)=が自殺したのは、指導係によるパワハラが原因だったとして、両親が同市に約6600万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は10月26日、市に約1320万円の賠償を命じた一審さいたま地裁判決を変更し、約1920万円の支払いを命じました。

判決によると、男性は2011年4月からさいたま市の西部環境センターで勤務していましたが、指導係の先輩職員から脇腹に暴行を受けるなどのパワハラを受け、うつ病が悪化。同年12月に自殺しました。

裁判長は「男性からパワハラの報告を受けた上司が適切に対応していればうつ病が悪化することはなく、自殺は防げた」と述べました。