熊本地震 避難所「集約」困惑の声

熊本地震で5月6日現在も168カ所の避難所に3683人が生活する熊本市で、5月8日から移転先となる18カ所の拠点避難所が開設されます。市の担当者は「集約のために追い出すようなことはしない」と説明しているそうですが、移転に悩む避難者からは「拠点避難所は遠くて不便」との声も相次いでいるとのこと。

プライバシー確保などの環境改善が急ピッチで進められている、そこで浮上している問題です。

市の担当者は、拠点避難所に重点を置くため、現在あるすべての避難所で環境改善を図ることは難しい」「週に1回程度、温かい食事を提供することは検討している」段階と説明しているそうです。

市の立場では、避難所になっている学校や公民館を再開しなければならないという都合もあるでしょう。そこで、避難所が邪魔になるため拠点避難所に避難所を集約しようとする。充実した避難所を早急に整備するためにと、拠点を決めて整備しようとするのは分からないわけではありません。しかし、その拠点避難所を利用できない避難住民のことを忘れないで必要な援助してもらいたいものです。新たな差別を生まないように。