鬼怒川決壊 検証 天災で済ませるか? (1)

「八ッ場ダムをストップさせる埼玉の会」のホームページを読んでいて、今年の9月に鬼怒川が決壊し大きな被害が発生しましたことについての記述がありましたので、抜粋し紹介したい。詳細は、該当するホームページをご覧ください。

予想できない豪雨のため、堤防決壊による浸水被害はやむを得なかったのか?今後、同様か、それ以上の豪雨があった場合、どうなってしまうのか?検証しておく必要があるでしょう。

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(以下 抜粋)

鬼怒川上流には国土交通省が建設した四つの大規模ダムがあります。これら4ダムの治水容量は1億2530万立方メートルもあり、今回の洪水ではルール通りの洪水調節が行われました

しかも、鬼怒川では4ダムの集水面積が全流域面積の1/3を占めており、ダムで洪水調節さえすれば、安全だと言われているような河川でした。しかし、鬼怒川下流部の決壊を防ぐことはできませんでした

このことについて国交省はダムの調節がなければ、決壊時期が早まり、氾濫水量が倍増したと、ダムの効果を宣伝しています。

その計算の妥当性はさておき、少なくとも言えることは、ダムの上にまたダムをつくる、屋上屋を架すような湯西川ダム(2012年完成)の建設を中止し、その予算を使って、流下能力が著しく低く、氾濫の危険性が指摘されていた鬼怒川下流部の治水対策に努めていれば、今回の堤防決壊を防ぐことができたのではないかということです

そして、ダムに関して怖いのは、満杯近くになった時の緊急放流があることです今回も四ダムの一つ、川治ダムで緊急放流一歩手前の危機がありました

9月10日午前2時半は川治ダムの貯水率が上限目標貯水率を超えつつある時でした。その後、ダム流入量が減ってきたので、緊急放流は回避されましたが、緊急放流もあり得る状況でした。

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「え! 何だこれは」

大雨特別警報発表から約2時間後の9月10日午前2時半すぎ。日光市災害対策本部を実質的に取り仕切っていた・・・総務部長は、届いたファクス用紙の文面に言葉を失った。

「…計画規模を超える洪水時の操作に移行する可能性があります。今後の降雨状況によっては、住民避難等の準備が必要です」

送り主は市内の五十里、川俣、川治、湯西川の各ダムを管理する国土交通省鬼怒川ダム統合管理事務所。4ダムのうち川治が満杯以上となる危険が高まり、「緊急放流」しなければ雨水がダムを越流しコントロールできなくなる可能性を事前に警告した書面だった。

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